器用貧乏人間

とある漫画好きの感想blog。看板に偽りあり。

トニカクカワイイ　第64話　「これ、ただのノロケ話では？」

◆先々週のトニカクカワイイ！

司さんは本当にナサ君の良い所をよく見ているんだなと、それがよく分かるお話でした。

◆ツカサ様がみてる

要ちゃんが持ってきた動かなくなった掃除機を、テスターでチェック後に基盤のハンダ付けしてちゃちゃっと直してしまうナサ君。まっこと頼れる男です。

そんな頼れるナサ君の元に有栖川家の問題児、もとい綾姉さんが登場。

綾姉さん、コレをよく堂々と言えるな！

某勉強ができない作品や、某五等分な作品みたく勉強を教えてと学歴的には中卒のナサ君に無茶なお願いをする綾姉さん（現役JK）。ナサ君は最初高校の勉強を教えられるのか不安だったのか難色を示しますが、教科書を見てこのレベルなら勉強を教えることが出来るとナサ君は判断。綾姉さんの絶望的な小テストの点数を見ても挫けず、かつて模試で全国一位をとった能力を駆使し、試験問題を予測し綾姉さんに丸暗記させるという力技に出るのでした。

ここまではいつもどおりなナサ君すごい話で終わる所でしたが、今回はこのナサ君の行動に司さんのモノローグが入っていて。

綾姉さんのテスト勉強の為だけに統計データをとってまでして試験問題を作るという多大な労力を気にしないナサ君、その心の在り方を「頼りがいのある人」と評するのでした。（絶対惚れ直してる）

その後、綾姉さんの勉強を見ているナサ君の様子を見ていた司さんは、ナサ君の学問に対する姿勢、自分の得た知識は先人達の努力の賜物であるという敬意と感謝を忘れない姿勢を見て、心の中でこうつぶやくのでした。